• "号補正"(/)
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  1. 新発田市議会 2022-01-31
    令和 4年 1月31日経済建設常任委員会−01月31日-01号


    取得元: 新発田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-29
    令和 4年 1月31日経済建設常任委員会−01月31日-01号令和 4年 1月31日経済建設常任委員会                経済建設常任委員会  委員会記録 令和4年1月31日  ─────────────────────────────────────────── 〇出席委員(8名)    委員長  中  野  廣  衛  委員   副委員長  五 十 嵐  良  一  委員         今  田  修  栄  委員         湯  浅  佐 太 郎  委員         水  野  善  栄  委員         入  倉  直  作  委員         宮  村  幸  男  委員         渡  邊  喜  夫  委員  ─────────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ─────────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        産業戦略監       清   田   稲 盛 樹        商工振興課長      小   林   一   哉        観光振興課長      井   上   貴   之        農林水産課長      長 谷 川   英   一        地域整備課長      大   滝   一   仁
           維持管理課長      穴   水   雄   二  ─────────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        局長          石   井   昭   仁        主事          斎   藤   正 太 郎           午前11時44分  開 会 ○委員長(中野廣衛) それでは、全員出席ですので、ただいまから経済建設常任委員会を開催いたします。  本日、当常任委員会が付託を受けた議案は、分割付託の一般会計補正予算案を含め議案が3件であります。  それでは、議案の審査方法についてお諮りいたします。初めに、議第84号 専決処分の承認について(令和3年度新発田市一般会計補正予算(第14号))、次に議第85号 令和3年度新発田市一般会計補正予算(第15号)議定についてのうち経済建設常任委員会所管分、最後に議第86号 令和3年度新発田市一般会計補正予算(第16号)議定について、以上の順で審査を進めたいと思いますが、これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中野廣衛) ご異議ございませんので、そのように進めます。  それでは、最初に議第84号 専決処分の承認について(令和3年度新発田市一般会計補正予算(第14号))を議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  穴水維持管理課長。 ◎維持管理課長(穴水雄二) おはようございます。それでは、議第84号、専決処分の承認についてご説明申し上げます。  予算議案書の1ページ目からとなっております。内容といたしましては、除雪費の委託料であります。12月下旬の寒波により山間部の降雪に対し除排雪作業を要したことに加え、年始の寒波予報、そして何よりも昨冬の大雪の経験からも、その後の除排雪を見据えた形で除雪委託料について令和3年12月27日付で5億円の専決処分をお願いしたものでございます。現在降雪シーズン半ばということであります。今後の気象情報を注視しながら、降雪にしっかりと対応してまいります。  以上で説明になります。ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(中野廣衛) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中野廣衛) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中野廣衛) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中野廣衛) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中野廣衛) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中野廣衛) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第84号 専決処分の承認について(令和3年度新発田市一般会計補正予算(第14号))は、承認するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(中野廣衛) 挙手全員であります。  よって、議第84号は承認すべきものと決しました。  これからの議案審査に関係のない説明員は、順次退席されて結構です。  次に、議第85号 令和3年度新発田市一般会計補正予算(第15号)議定についてのうち経済建設常任委員会所管分を議題といたします。  説明員の皆さんに申し上げます。予算案の説明に当たっては、歳出、歳入の順とし、軽易な事項は省略し、重要事項のみ簡潔明瞭に説明願います。  説明順序は、委員会条例第2条の表に掲げるとおりとし、順次説明を願います。  担当課長の説明を求めます。  小林商工振興課長。 ◎商工振興課長(小林一哉) おはようございます。それでは、商工振興課所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出であります。予算議案書の27ページをお願いいたします。商工費、最初の丸印、緊急経済対策事業のうち、緊急経済対策実行委員会負担金は、感染症拡大の収束後、国のGoToトラベルや県の割引キャンペーン実施に合わせ、独自の上乗せ補助によりタクシー送迎つき飲食店割引プランを販売するための経費、及びスナックなど社交飲食業の皆様への支援策としてナイトタクシー券を発行する経費の負担金であります。  次の緊急経済対策事業補助金は、飲食店等における需要を喚起するため、今・得キャンペーン飲食割引プランを実施する経費であります。  次の今・得プレミアム商品券発行事業補助金は、市内における消費喚起のため、プレミアム商品券及び飲食券を発行するための経費であります。  次の感染防止対策助成金は、飲食店等における感染防止対策をさらに強化していただくため、アクリルパーティションなどの感染防止対策を支援するものであります。  次のキャンペーン等実施補助金は、プレミアム商品券発行による消費喚起策との相乗効果で市内経済の循環を促すため、商店街などの商業団体や事業組合が実施する各種キャンペーンなどの取組に対し支援を行うものであります。  次の業態転換支援補助金は、移動販売宅配事業インターネット販売への参入など、アフターコロナを見据え新しい事業形態への転換を図る事業者を支援するための経費であります。  歳出は以上で、次に歳入であります。23ページをお願いいたします。説明欄一番下の丸印、商品券販売収入は、歳出でご説明いたしましたプレミアム商品券及び飲食券の販売収入であります。  歳入は以上で、次に繰越明許費についてご説明いたします。18ページをお願いいたします。上から6番目の緊急経済対策事業商工振興課)は、国の補正予算に伴うものであり、来年度も経済対策を実施するため予算の繰越しをお願いしたいというものであります。  以上が商工振興課所管分であります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(中野廣衛) 井上観光振興課長。 ◎観光振興課長(井上貴之) それでは、観光振興課所管分についてご説明いたします。  初めに、歳出でございます。27ページをお開き願います。説明欄上から2つ目の丸印、あやめの湯管理運営事業、次の丸印、カリオンパーク管理運営事業、次の丸印、刀剣伝承館天田昭次記念館カリオンホール管理運営事業、1つ飛びまして丸印、市島邸管理運営事業については、新型コロナウイルス感染症対策を徹底するため、施設利用者のためのアルコール消毒液を購入するものでございます。  次に、説明欄上から5つ目の丸印、紫雲の郷館管理運営事業については、新型コロナウイルス感染症対策となる換気対策として、昨年6月に故障したレストラン厨房内の空調設備改修工事を実施するものであります。  次に、説明欄下から3つ目の丸印、観光施設整備事業については、新型コロナウイルス感染症対策として刀剣伝承館トイレ洋式化工事を実施するものであります。  次に、説明欄下から2つ目の丸印、緊急経済対策事業については、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして大きな打撃を受けている月岡温泉の旅館、ホテルをはじめといたします市内観光業への支援のため、緊急経済対策実行委員会に支出する負担金であります。  それでは、支出の内訳をご説明いたします。初めに、月岡温泉をはじめといたします市内旅館、ホテルに対する支援であります。新型コロナウイルス感染の急拡大により、当初今年1月末から実施が予定されておりました国のGoToトラベルキャンペーンが延期され、さらにこれまで県が実施してきた使っ得!にいがた県民割キャンペーンが1月19日から停止されたことに伴い、月岡温泉をはじめとした市内の旅館、ホテルは、平日はおろか週末でも予約が埋まらない状況が年明けから続いており、宿泊事業者からは切実な声を聞いております。このことから、まん延防止等重点措置解除後、速やかに市独自の宿泊割引キャンペーンを実施するとともに、GoToトラベルキャンペーン終了後においても、市独自の宿泊割引キャンペーンを実施することで国や県のキャンペーンを活用しながら、隙間なく、息の長い支援を行うことといたしまして、合計9,000万を計上しております。  次に、日帰り旅行割引についてであります。GoToトラベルキャンペーン日帰り旅行支援に市といたしまして1人当たり2,000円程度上乗せ支援をいたしまして、旅行業資格を有している新発田市観光協会日帰りゴルフプラン飲食プラン観光周遊プランなどを造成し、この日帰りプラン宿泊プランを併用させることで連泊を促すとともに、バスやタクシーの利用をはじめ、市街地回遊土産品購入など観光消費を高める新たな取組を行うもので、合計2,000万円を計上しております。  次に、月岡芸妓に対する支援であります。一昨年からのコロナウイルス感染拡大の影響により、大規模な宴会が大幅に縮小し、現在月岡芸妓の出番はほぼなくなっております。このままでは月岡芸妓の伝統を維持することすら危うい状況となっていると認識しております。このことから、月岡温泉のPRと月岡芸妓の利用を促すことを目的として、月岡芸妓による足湯施設湯足美舞台での踊り披露や月岡温泉の旅館、ホテルにおける宿泊者のお出迎えを実施することとし、その費用として300万円を計上しております。  最後に、広告宣伝費であります。今後GoToトラベルキャンペーンが再開された場合を想定し、これまでターゲットとしてきた県内だけでなく、県外からの誘客にも力を入れる必要があることから、県内及び県外向けの新聞広告やSNSを活用とした広告に要する経費として950万円を計上しております。  以上、歳出で申し上げました事業の財源といたしましては、いずれも新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時国庫交付金を充当することとしております。  歳出は以上でございます。  次に、繰越明許費でございます。18ページをお開き願います。18ページの表の中段、紫雲の郷館管理運営事業及び観光施設整備事業につきましては、歳出でご説明いたしました新型コロナウイルス感染症対策工事につきまして、年度内での完了が見込めないことから、予算の繰越しをお願いするものであります。  その下、緊急経済対策事業観光振興課)につきましては、歳出でご説明いたしました緊急経済対策事業を4月以降も継続して実施するため、予算の繰越しをお願いするものであります。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(中野廣衛) 続きまして、長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長長谷川英一) 農林水産課所管分をご説明いたします。歳出及び繰越明許費についてであります。  初めに、歳出であります。24、25ページをお開き願います。説明欄一番下の丸印、燃油価格高騰対策緊急支援事業は、昨年秋からコロナ禍からの回復期待に対する需要の高まりと石油産出国等の限定的な供給環境を背景に燃油価格が著しく高騰していることから、その影響を受ける水稲農家及び施設園芸農家に対して燃料費の一部を緊急的に支援し、農業経営の下支えを行うものであります。このたびの燃油高騰により、平年に比べ生産費が3割から4割程度増嵩しています。イチゴ、チューリップ等施設園芸は、生産費に占める燃料費の割合が相当高いこと、また水稲も燃料費に加え動力光熱費や資材費の値上げが続いていることなどから、燃料費に対する負担感が大きくなっていることを考慮し、持続可能な農業経営を実現するため支援を行います。実施内容は、今年産の作付に対して水稲については米の需給調整の後押しを含めて主食用米の生産数量目標の目安に応じて10アール1,000円、上限額50万円、施設園芸については1アール5,000円、上限額10万円として助成を行うものであります。  なお、財源といたしましては、新型コロナウイルス臨時交付金を充当することとしております。  次に、繰越明許費であります。18ページをお開き願います。6款農林水産費燃油価格高騰対策緊急支援事業は、年度内の事業完了が困難であることから繰越しをお願いするものであります。  説明は以上であります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(中野廣衛) 大滝地域整備課長。 ◎地域整備課長(大滝一仁) 地域整備課所管分をご説明いたします。  歳出のみであります。27ページをお開きください。説明欄一番下の丸、土木総務費は、新型コロナウイルス感染症対策として地域整備庁舎1、2階トイレの換気設備を改修したいというものであります。財源は、同じく国の臨時交付金を予定しております。  以上であります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(中野廣衛) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  五十嵐副委員長。 ◆委員(五十嵐良一) 農林水産にお伺いします。月岡とか、そういうところが今人が入らない状態なので、そんな中漁業、魚です。それから、畜産の乳製品とか、そういう専業的というか、新しいものについての対応策は考えていないんでしょうか。もしくは被害がないのかどうか、お願いします。 ○委員長(中野廣衛) 長谷川農水課長。 ◎農林水産課長長谷川英一) 漁業、また畜産への支援は考えていないのかというご質疑だと思います。このたびの燃油高騰ということでの支援策、水稲、そして施設園芸ということで特に顕著に困っているところということでの支援でございます。燃油高騰というところであります。漁業につきましては、まず松塚漁港等はございますけども、まず冬場の漁がないということ、併せてなりわいにされている漁業者がいらっしゃらないということであります、主流としているです。65ぐらいの正組合員いらっしゃるようでありますけど、そういう状況でありますので、このたびの燃油高騰の支援策には除かせていただいております。  また、畜産でございます。畜産につきましても、暖房といいますか、畜舎を温める、そういったような燃油施設といいますか、暖房施設を使っているところはございません。あえて申し上げるならば、豚であれば子豚であったり子牛、そういった子供の小さいときの暖める、その程度でございますので、この燃油の高騰に対しての影響はまず少ないということから漁業、また畜産については、このたびのところからはのけてございます。  以上であります。 ○委員長(中野廣衛) いいですか。  五十嵐副委員長。 ◆委員(五十嵐良一) 燃油高騰に関しての関わりは影響がないということでよかったと思うんですけれども、先ほどの観光振興課の月岡休んでいることによっての影響は漁業者、農業者、畜産関係はないんでしょうか。 ○委員長(中野廣衛) 清田産業戦略監。 ◎産業戦略監清田稲盛樹) それでは、今の話経済全体の話ということで捉えて、私のほうから少しお話をさせていただきたいと思います。  我々がこれまで数度にわたって宿泊、それから飲食を支援をしてきたというのは、その下にあるサプライチェーンも何とか元気にしたい、回復をさせたいというところでございます。今ほど五十嵐委員からご質疑のあったとおり、影響はないのかということでございますが、恐らく影響のない種目なんてのは一つもないんだと思うんです。ただ、どれだけの落ち込みなのかということなんですが、その新発田市内というふうなことで限って申し上げれば、まず1点目のその漁業については、松塚漁港で捕られる魚の量というのがそんなに大きなものではないということ、それからなりわいにしていないということです。それから、そういったものは月岡温泉に直接入って行くというよりは、どちらかというと市場に出て、市場から搬入をされるという中で、影響ないとは申し上げませんが、それほど大きなものではもしかしてないのかなというふうに考えております。  それから、農業全般ということなんですが、これは御承知のとおりお米の話を捉まえますと、相当な影響があるだろうというふうに考えています。一方では、これまで人口減少、それから食嗜好の変化という中で、随分米飯食というのが減少している中で、なかなか水田の調整が進まなかったというところも捉まえて、複合的な要因としてこういう状況になっているということでございます。そういった中で、我々とするとまずは生産経費が相当に上がっていると。今ほど長谷川課長からも説明がありましたとおり、農業資材も含めて石油製品かなり値段が上がっているというところでございます。その中で、大体10アール当たり2,000円ぐらい生産経費が上がるだろうというふうに我々捉えていまして、そのうち1,000円分が燃油、要は育苗から始まって最後の乾燥調製まで、幾多の機械を使って軽油、灯油、ガソリンを使うわけですけども、そういった中で10アール1,000円を支援をして下支えをしたいというふうなことでございます。  それから、野菜全般でございますが、恐らく影響がないわけではないと思うんですが、今回のそのコロナ対策という中での燃油対策というふうなところだけ捉えると、水稲であるとか、施設園芸から比べると影響額というのは少ないのかなというふうに考えているというところで、まずはそういったところを回復させるには飲食、それから宿泊というものを回復をさせて、その納入先をしっかり元気にしていくというところが一番重要なところだというふうに考えております。  以上でございます。           〔「関連で」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中野廣衛) 渡邊委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 今ほどの五十嵐委員の関連で、市内の今回のコロナの影響による緊急経済対策ということで様々なメニューを用意されておるんですが、今ほど清田戦略監から農業関係の話がございましたけども、まん延防止等の関係もございまして、飲食関係が今度時短営業になったりというようなことになりますと、アルコールの提供が控えられたりというふうなことで、酒屋、酒の事業者とか、それから観光の方面でも月岡のほうに納入をしていたそれこそ野菜とか、聞くところによるとやはり練り物関係でなかなか需要が途絶えてしまって、工場閉鎖というふうな話も聞いておるわけでございますけども、緊急経済対策の中身のほかに雇用とか、そういった経済、会社の関係の状況等は、今回の緊急対策ではそれを好循環させたいというようなことは分かるんですが、今現状ではどのような形になっているのかお知らせ願えますか。 ○委員長(中野廣衛) 清田産業戦略監。 ◎産業戦略監清田稲盛樹) 渡邊委員の質疑にお答えをします。
     実をいうと、昨年の9月補正の中で、事業費が一定割合落ちているところに対して現金給付をしますということで対策を打たせていただきました。5人以下の従業員というところに限定をさせていただいたところでございますが、我々500件程度の予算を計上させていただいたところでございますが、実際に利用いただいたのは300件ということでございました。やはり一番苦しいのは飲食関連宿泊関連の要は仕入れに係る例えば卸の皆さんとか、それから割と規模の小さい製造業、食品製造業で、イベントとか催事で物を売ってきたというようなところの皆さんについては、かなり売上げが減少しているというふうに聞いております。我々この経済対策をさせていただく中で、一番その関連性というかを気にしておりますのはまずは国、県、こういった事業がどういうふうに行われていて、そこで補えないものを基本的には地方自治体、我々のような市町村でフォローしていきましょうというような基本的な考え方を持っています。今般のまん延防止についても、選び方なんですが、一番多いところで3万円から20万円、1日という中で、飲食の皆さんについては、今実をいうと見回りもさせていただいているんですが、ほぼほぼ皆さんそれにのっとられてやられているということで、前回はお酒を提供するところだけだったんですが、今回はお酒を提供しない、変な話ハンバーガー屋まで対象になってくるということで、ほぼほぼ皆さんやられているというところでございます。  宿泊についても、日帰り部分については該当になりますよというようなお話でございますので、日帰りで受入れをしていたホテル、旅館については、若干ではございますが、3万から20万の間ということで、金額としては本当にそんなに大きな金額ではないんですが、対象になってくるということです。  前回の緊急経済対策緊急警報のときには、そこに関連をする納入事業者に対しても県のほうから20万円の実をいうと給付措置がございました。例えば酒屋とか、タクシー、代行、それから卸の皆さんに対してもそういう支援があったということで、県は今回のものについては、それが対象になるかならないかというのはまだ実をいうと発表しておりません。内々に我々県のほうに確認をすると、対象にするような方向で調整をさせていただいているというようなお話を伺っております。  もう一つ、この国の支援措置でございますが、事業復活支援金というもの、これ50万から最大250万ということで、資本規模に応じてあるわけですが、まずはそういったものでしっかり要は支援をさせていただくと。市は、どっちかというと現金給付というよりはマクロ経済というか、少し下のところから積み上がってくるサプライチェーンをしっかり復活をさせるという観点の中で、できるだけ漏れのないような対策を打たせていただいているというところで、当然このコロナの状況の中で、何か一部の製造業とか非常に逆に好調だというふうなお話も聞きますが、新発田市においては、恐らく全般的に売上げは落ちているだろうという中で、まずは全般的な国、県のものもうまく活用しながらこのような経済政策をさせていただいているということでございます。  以上でございます。 ○委員長(中野廣衛) 渡邊委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 今ほどの説明ありがとうございました。今日から事業復活支援金の申請が始まっておりますし、時短営業等のそういった協力金の関係も、飲食業関係ではかなり経営的に厳しいというふうなお話を伺っていますので、その辺その間隙にすくい切れないところを市がやはり助成事業としてやっていくということのお話伺いましたので、この後討論で話をさせていただきます。ありがとうございました。 ○委員長(中野廣衛) 宮村委員。 ◆委員(宮村幸男) ご苦労さまでございますが、一、二聞かせていただきます。今の話のように、国の緊急経済対策というのはどの方向向いてるんだろうと。どのレベルなんだろうかという、県もそうですけども、今の戦略監の話だとその以下をいかに自治体がすくうかというところに力点を置いていますということなんですが、私は今までも今・得の商品券とか、あるいは飲食券とかというのを発行してきたとは思うんですけども、こういうふうにコロナが広がってくると、ストップですよというふうなのがあって、それは延長になるんですか、ならないんですかというのも含めまして、直接何回かこういうのがあって、3回に1遍ぐらいは直接支援というのが一番今言われましたように300件ですか申込みがありましたということなんで、そこにやはり長期になれば、当然直接支援のほうが効果が上がるんではないかなと私は素人ながらもそう思うんですけども、その辺はどんなふうに考えていますか、お願いしたいと思います。 ○委員長(中野廣衛) 清田産業戦略監。 ◎産業戦略監清田稲盛樹) 宮村委員のご質疑にお答えをします。  前回のその300件の話です。10万円ということで、500件分を考えていたというふうな話でございますが、まだ予算が少し残っているような、前回お認めをいただいた予算が少し残っているような状況でございます。こういった中で、前回対象にならなかった皆様に再度告知をさせていただいて、もう一度そういった支援をさせていただこうというふうに思っています。  今ほどのご質疑なんですが、その効果というふうな考え方については、様々あると思います。どれが正しいかというところも正直分からないところでございますが、我々とすると先ほども申し上げたとおり、まずはこのサプライチェーン、新発田の特徴である宿泊、飲食、それから食品製造という、こういったところにすべからくその支援というか、効果が届くということがまずは一番重要なところなのかなということと、それからこういうところは、どっちかというとやっぱり市町村でないとなかなかできないだろうという中でこのようなことをさせていただいているというところでございます。  先ほども申し上げましたとおり、そのほかの事業体につきましては逆に国、県がそういったフォローアップをしていただいているということの中で切り分けをさせていただいているというところで、まずはこのやり方で需要を喚起をさせていただきたいというふうに考えているというところでございます。  以上でございます。 ○委員長(中野廣衛) 宮村委員。 ◆委員(宮村幸男) ありがとうございます。  商品券とかというのはする必要があると思いますけども、何回かのうちには直接的に皆さん方もお店や各企業とかというところ回りながら実情もう分かっているはずだと思いますので、ぜひ直接支援も何回かのうちにやっていただくというのがやはり適切でないかなと。特にコロナは、これからまたどうなるかも分からないという長期戦でございますので、直接支援をこれからも続けていっていただきたいというふうに思っているところでございます。  それから、燃油の関係でございますけれども、私もよく調べずにというか、漁船が五、六十隻あるらしいんですけども、なりわいとしている方がやっぱり何軒かおられるんじゃないかなというふうに思っていましたけど、季節的なものだというふうに考えますけれども、それはそれとして、これからも研究していっていただきたいなと思います。合併するときになると、海から山までというようなキャッチフレーズ使いますけれども、漁業をしている皆さんもたしかいるはずでございますので、やはりそういう皆さんへの燃油緊急支援というのは大事じゃないかなと思いますので、ぜひお願いしたいというふうに思います。  それで、今戦略監の話ですと、10アール当たり水稲とかの皆さん方には1,000円ということでございますけども、今回臨時議会で提案したというのは、やっぱり早めに届くということだろうと思いますので、あれですが、大体何月頃までにはそういう支援ができるのかというのをお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(中野廣衛) 長谷川農林水産課長。 ◎農林水産課長長谷川英一) 宮村委員のご質疑にお答えいたします。  燃油高騰策の支払い時期ということでございます。まず、施設園芸農家の皆様方へは、農家の皆様方にいち早く申請を促して、できれば3月末ぐらいまでにはというふうには計画をしております。あと、水稲農家の皆様方、実はこれは水稲生産の実施計画書との整合というものも確認が必要でございます。目安自体が担い手への配分でありますとか、若干圃場整備の関係とかで数字を調整する場合もあるようであります、方針作成者のほうでJAと。それを踏まえますと、6月末ぐらいがタイミングなのかなというふうに考えております。  ただ、その数字がしっかりと確認次第ということで、できるだけ早く皆様方に支援のお金をお支払いさせていただきたいなというふうに考えております。  以上であります。 ○委員長(中野廣衛) 湯浅委員。 ◆委員(湯浅佐太郎) 私はすみません、1つだけ。先ほどの緊急経済対策で観光振興のほうで非常に頑張っていただいているのも分かりますし、それから先ほど戦略監がおっしゃったように、国、県の施策も50万から250万というのあるんですが、何せ施設規模が1億だとか、5億だとか、そんな方々の規模の話をしているんじゃなくて、私ちょっと月岡も、それから芸妓も本当に何とか援助してあげたいと思いますが、その広告宣伝費に950万という予算があって、常日頃新発田市には観光振興のための観光協会というような施設もあって、その方々でも別に減らしたわけじゃなく、ちゃんとお金を払って補助払っているわけなので、そういう方々がこういうご時世においてどういう動きをして、一生懸命やっていらっしゃると思うんですが、ほとんどそういったイベントだとかが潰れているわけです。  なおかつ、またその広告宣伝費は大事だと思うんですけど、ぜひそれ実になる広告宣伝していただきたい。1,000万も広告宣伝かけて、いや、それはやっても、やってもなかなか人が動かない時期に、それは確かにまん延防止施策終わってからやるということではあるんでしょうけども、なかなか見えない中に、砂漠に水をまくがごとく、ただ宣伝しました、広告しましたというだけでこの大事な税金をただ広告宣伝費というだけで950万というのは、私も中身もうちょっと詳しく聞きたいなと思いますんで、そこだけひとつお願いします。 ○委員長(中野廣衛) 清田戦略監。 ◎産業戦略監清田稲盛樹) この広告宣伝については、私のほうからお答えをさせていただきたいというふうに思います。  おっしゃるとおりなんだと思います。その広告宣伝というのは、市に落ちるというよりは当然事業者に落ちるんで、気をつけないと取られちゃうぜというようなご質疑なのかなというふうに思っているんですが、皆様何度かご覧になったかと思うんですが、例えば我々迅速に多くの人に知っていただくために、新潟日報の広告欄にかなり大きなスペースでカラーでやりますというようなものを載せさせていただいたり、それからテレビCMで直接訴えさせていただいたりということをさせていただいています。今回なぜこの金額になったかというと、この次からのプランは、恐らく全国規模になるだろうというのが一番大きなポイントになります。県内と違って新聞とか、テレビにさえ載せておけば、まあそこそこなPR効果があるだろうというのと違って、今度県外というふうになりますと、ある程度そのOTAと呼ばれる楽天とか、じゃらんとか、そういったネット系のエージェントであったり、大きな媒体であったりというところをどうしても使わないと多くの人に知っていただけないということがあるということなんです。そういった意味では例えば電通とか、博報堂とか、そういうところに頼むと、丸1つ違うぐらいのお金が実をいうと取られるんですけれども、そういった中でより効果的に、より多くの人に届くようなものということで、まずはOTAと呼ばれるオンライン・トラベル・エージェントというんですが、そういったところなんかと連携をしながら発信効果を高めていきたいと。  このほかに、観光協会がつくる旅行プラン、例えば日帰り旅行プランというものについては、これは協会のほうからも一定の費用を出していただいて、より多くの方に来ていただくような広報宣伝を打っていきたいというように考えておりますし、湯浅委員のおっしゃるとおり、一円たりとも無駄にしないような使い方をしっかりしていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○委員長(中野廣衛) よろしいですか。  今田委員。 ◆委員(今田修栄) 飲食店の補助金のキャンペーンの件ですけども、その売り方によって、ある人が買いに行ったらもう売り切れましたという話が来て、その辺のその売り方の方法というのはどういうふうなシステムでやっているんですか。 ○委員長(中野廣衛) 小林商工振興課長。 ◎商工振興課長(小林一哉) お答えいたします。  飲食券の件でございますけれども、今のところ主に売っているところがそれこそ観光協会の窓口で売っておりまして、市内に在住されている方、それから市内にお勤めになっておられる方を対象にお一人様2冊までという形でさせていただいているところがメイン。それから、飲食店のほうでもお願いをして販売をさせていただいているというような状況になっておりまして、今のところも実は販売をしておるところでありまして、一時期売り切れというような状況にも、年末非常に状況がよかったもんですから、かなり販売をしたんですけれども、売り切れ後すぐ追加をすることといたしまして、現在も販売をしているというところであります。  以上です。 ○委員長(中野廣衛) いいですか。  そのほか質疑。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中野廣衛) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中野廣衛) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中野廣衛) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。  渡邊喜夫委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 議第85号、令和3年度新発田市一般会計補正予算で、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時国庫交付金を充当した緊急経済対策事業については、賛成の立場で討論いたします。  新型コロナウイルス感染症対策の徹底した予防対策事業のほか、観光振興事業、そしてまた原油高の影響によって農業者支援、肥料はじめ各資材、光熱費が高騰する中で、市内の農家経営も厳しいとの声が聞こえてきます。昨年の獲秋といいますか、作況指数も96というような不作の状況の中で、併せて野菜等も価格が低迷していたというようなことで、かなり今回の燃油高騰に関して経費が増大しているというようなことで、これもまだまだ続く状況というふうなことで、農家経営が今後もかなり大変な状況になるということを伺っております。国による燃油の高騰時の補填制度があるものの、あらゆる資材が同時に高騰する多重苦に対応した今回の支援策と理解をいたしました。このたびの緊急経済対策は農業、商業、観光業への市内の経済対策の持続性を十分に踏まえた対策であると理解をいたしました。プレミアム商品券発行事業、日帰り宿泊割引キャンペーンの経費の補正など、新発田市の経済を持続性、活性化への足がかりとなる効果的な予算となることを期待をして、このたびの議第85号、補正予算には賛成をいたします。  以上でございます。 ○委員長(中野廣衛) そのほか討論ある委員ありますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中野廣衛) それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第85号 令和3年度新発田市一般会計補正予算(第15号)議定についてのうち経済建設常任委員会所管分は、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(中野廣衛) 挙手全員であります。  よって、議第85号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議第86号 令和3年度新発田市一般会計補正予算(第16号)議定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  小林商工振興課長。 ◎商工振興課長(小林一哉) それでは、ご説明をいたします。  初めに、歳出であります。予算議案書の10、11ページをお願いいたします。7款商工費のうち感染症拡大防止協力金交付事業は、本年1月21日から2月13日までの24日間、営業時間の短縮及び酒類の提供禁止等の要請に協力した飲食店等に対し協力金を交付するものであり、事務費を含め補正をお願いしたいというものであります。  歳出は以上であります。  続いて、歳入です。9ページをお願いいたします。新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金交付事業県補助金は、歳出でご説明いたしました飲食店等への協力金交付に係る県補助金であり、補助率は100%であります。  歳入は以上です。  続きまして、繰越明許についてであります。4ページをお願いいたします。感染症拡大防止協力金交付事業は、協力金の交付を4月以降も継続的に実施をするため、予算の繰越しをお願いしたいというものであります。  以上であります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(中野廣衛) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  渡邊委員。 ◆委員(渡邊喜夫) 今回の予算で対象となる飲食等の事業者件数はどの程度になるんでしょうか。 ○委員長(中野廣衛) 小林商工振興課長。 ◎商工振興課長(小林一哉) お答えをいたします。  新潟県のほうで飲食店の営業許可を出しているお店は、全部で696店舗ございます。そのうち、昨年9月に県の要請を受けて酒類を提供している事業者の方への営業短縮要請については、その後322店舗から申請がありました。このたびは、酒類を提供しない飲食店の皆様についても対象になる場合がありますので、それ以上、400件を超える程度の申請があるのではないかと。対象となる事業者がそれぐらいではないかというふうに推測をしているところでございます。  以上です。 ○委員長(中野廣衛) よろしいですか。 ◆委員(渡邊喜夫) はい。 ○委員長(中野廣衛) そのほか。           〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中野廣衛) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中野廣衛) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中野廣衛) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中野廣衛) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中野廣衛) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第86号 令和3年度新発田市一般会計補正予算(第16号)議定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(中野廣衛) 挙手全員であります。  よって、議第86号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で当経済建設常任委員会に付託された議案の審査は終了いたしました。
     なお、この議案についての委員会報告書の作成は、委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(中野廣衛) ご異議ありませんので、委員会報告書の作成は委員長に一任されました。  以上をもって経済建設常任委員会を閉会いたします。  大変ご苦労さまでした。           午後 零時35分  閉 会...